スーパーマーケットのパートの面接で聞かれたこと、聞かれなかったこと

2024年9月6日2024年9月11日

わたしは面接の日が決まってから、何を聞かれても答えられるようにあれこれと質問されそうなことへの答えを考えていました。ただ、パートなのでそこまで突っ込んだ質問はないだろうなあとも思っていました。

そして実際聞かれたのは「出勤可能な日数」「出勤可能な曜日」「仕事内容を把握しているかどうか」だけでした。長所と短所とか聞かれたら面倒臭いなあと思っていたのでよかったです。

スーパーマーケットのパートの面接で聞かれたこと

出勤可能な日数

これは週に何日出勤できるか。わたしは今回の久しぶりすぎる社会復帰にあたって「夫の扶養を外れて社会保険に入ること」が目標だったので「週5日」を希望しました。

面接の日程を決めるための電話で前もって「週何回入れますか？」と聞かれて「できれば週5で入りたいです」と答えていたので、改めて確認という感じでした。

すごく久しぶりの仕事だったので、「体力的には大丈夫そうですか？」と一応確認されました。このとき申告した日数でシフトが組まれました。

出勤可能な曜日

わたしは土日を含む全ての曜日を出勤可能にしました。夫は土日祝休みな人なのですが、休みの日でも別々の時間を楽しむことが多いし、夜は毎日会えるので休みを合わせたいとかもなくて。

でもこれは失敗したなあと思っています。「週5出勤で、何曜日でも出勤可」にしたばっかりにわたしは「4連勤＋休み＋出勤＋休み」というシフトが組まれて、休みが飛び石になってしまいました。

わたしより後に採用された方が「3連勤＋休み＋2連勤＋休み」のシフトになっていたので休日希望を出したかどうか聞いたところ、「3連勤までしかしたくない」という希望を面接のときにしっかり伝えたそうです。別の人は「絶対連休がいいです」と伝えたそうで、「５連勤＋2連休」のシフトになっています。

もちろん希望がそのまま通るかどうかはそのときに必要とされている人数や曜日次第だと思いますが、絶対に譲れない条件があるなら面接ではしっかり伝えないとダメですね。わたしは慣れた頃にシフト変更のお伺いを立てようかなあと思っていたのですが、意外と「今日行けば明日休み」というのも悪くないなと思ってそのまま過ごしています。

仕事内容を把握しているかどうか

「どんな仕事をするかわかりますか？」と聞かれたので募集のページに書いてあった内容を答えました。お店側としては「裏方の仕事とはいえ接客もありますよ」というのを事前にわかっているかどうかを確認したかったようです。わたしは接客はむしろ好きなので問題ないのですが、それ以上に先に知っておきたかった…と思う仕事がありました。

まさか2リットルペットボトルが6本入ったケースを屋外（屋根はある）で上げ下ろししたり、牛乳が20本入ったカゴを持ち上げたりするとは思ってなかったので。あと肉もカゴにいっぱい詰めればめちゃくちゃ重いです。

同時期に採用された全員が腕に青あざを作ったり腰を痛めたりしていました。わたしも例外ではなく。以前にそれがきつすぎて辞めていった人も多いそうです。気持ちはすごくわかります。こういうことは募集要項には書いていないので面接で「重いものを持ち上げたりすることはありますか？」とか聞けばよかったなと思います。

「空調のないところで飲料のケースの上げ下ろしをすることもあります」と教えてくれたとして「え、だったら辞めます」という勇気はないかもしれないけど。

スーパーマーケットのパートの面接で聞かれなかったこと

志望動機

志望動機はとりあえず聞かれるだろうと思って、立派な理由を考えていっていました。でも聞かれず！

聞かれなかったんですが、履歴書の志望動機の欄にビシッと書いたのでそのせいかもしれません。でも、今もわたしのいる部門は絶賛採用強化中なんですが、先輩方が気にしているのは「週5日フルタイムで入れるかどうか」だけです。なので志望動機なんてどうでもよいのだと思います。パートですし。

ちなみにわたしの志望動機は簡潔に書くと「誰かの日常を支える人になりたい」でした。わたしは無職の時期がかなり長かったのですが、たとえわたしが無職でも、汗を流しながら荷物を届けてくれたり、病院に行けば診察をしてもらえたり、台風が来てもお店が開いていて買い物ができたりするんですよね。わたしが過ごす毎日がたくさんの人によって支えられていることに感謝すると同時に支えられてばかりなことに申し訳なさも感じていました。

なのでわたしも社会に歯車の一員として参加して、たとえ小さな存在でも誰かのためになれたらありがたいなと。

書いていて我ながら臭い理由ですが、こういうのが年を取った証拠かなと思います。出会うこともない人たち同士で同じ社会を支え合っているという事実は素敵だと思います。

長所や短所、自分の強みなど

これらはまったく訊かれませんでした。もし訊かれていたら適当に答えていたと思いますが、何歳になっても自分の長所や短所はよくわからないままです。

MBTI診断では提唱者タイプ(INFJ)だったんですが、たしかに他人のことばかり考えて勝手に気疲れしてしまったりストレスを感じてしまったりすることが多いです。それを優しさととらえるかおせっかいと捉えるかは置いておいて、最近は他人の感情を勝手に決めつけないように、他人の感情に左右されずに生きていきたいなと思っているところです。

なので長所であり短所は「他人の気持ちに敏感なこと」かもしれません。あまり他人の感情の波に影響されないように日々を過ごしたいです。