3ヶ月経ったわたしのパートへの雑感

2024年9月18日

わたしはパート勤務で、時給は1,200円です。1日7時間勤務なので1日8,400円。月に22日働いて手取りは15万くらいです。税金高いなーとか、手取り少な！とか思います。

でも仕事内容が難しくないし、ほぼ毎日同じことの繰り返しで過ぎていくのでこんなもんだろうなと思います。仕事を始めたばかりの頃は体力がついていかないかも…とか、人間関係で悩んでいたときは長く続けるには割に合わないな…などと思っていましたが、長く続ければ続けるほど上手に動けるようになって楽に感じ始めてきました。

しっかり仕事をすれば時給はもう少しは上がるので悪くないパート先です。少ないけどボーナスも出るしね！ 1日8時間じゃなくて7時間というのもたった1時間少ないだけですが気分的に楽です。

3ヶ月経ったわたしのパートへの雑感

稼ぐ時は少なく感じるのに休むと減る給料が大きく感じる

そんなわたしのパートですが、1ヶ月頑張ってお給料これだけかーと思う反面、1日でも休むと「8,000円も減ってしまう！」と思ってしまいます。先日は風邪をひいてしまって2日間休んだんですが、2日も休むと16,800円稼ぎ損ねるわけです。「いいなーでも高いな…」と思っていたあの服が買えるよ。

時給で働く者のつらいところは休んだら休んだ分お給料がしっかり減るところですね。仕方ないし当たり前なんですが、切ないです。

でもこの病欠の2日間を経て、労働って素晴らしいなと思い直しました。

労働は素晴らしい

パートを始めて、しんどいと思う日、いやこれがわたしが長年望んでいた社会参加だと思う日、もっといい職場があるんじゃないかと思い悩む日など様々な思いを抱えて過ごした3ヶ月でした。そうまだ3ヶ月しか経っていないのに、もう何年も同じ職場にいるんじゃないかと思うくらい濃い日々を過ごしています。

今までは家で好きなときに起きて好きに過ごして、なんとなく1日を終えて、それはそれで幸せだったけど、どこかに焦りがあって、その不安が完全ではないにしろ減ったことはとても喜ばしいです。毎日約8,000円稼ぐ。決して多くはないけど、とりあえず毎日プラスになる。長年無職だったわたしにとっては「0（ゼロ）から8000」ですから大きな進歩です。

そして今まで知らなかった人たちとたくさん知り合いました。こんなに近所にこんなに話をする人たちがたくさんいるということが信じられないです。今まではお客さんとして行くだけだったスーパーのほぼ全員と話す話さないはあるにしろ顔を合わせて同じお店で働いている。すごいなあと思います。

なにより一番いいなと思うのはやっぱり早寝早起きするようになったことです。今まで放っておくと必ず昼夜逆転していたので、毎日ほぼ同じ時間に起きて、ほぼ同じ時間に寝ると言う生活がとても心地よいです。

体力的にはかなりきつい

あと時給が300円くらい高くてもいいんじゃないかと思う程度には肉体労働です。一応「軽作業」みたいなくくりですが、一日中とにかく動いているのでわたしにとっては重労働です。

忙しい日は半日で「まだ半分かーめっちゃしんどい！」と思うし、とにかく汗だく。

でもねえ、なんでだろう、なんだかわたしは好きなんですよね、この頑張ってる感が。体が動くうちは体を動かす仕事をしていたいなと思っています。

しっかり動いてお腹がすいた日はやっぱりごはんが美味しいし、たくさん食べても太らないし、今のところいいことづくめです。あ、腰を痛めたり手が痛かったりもしますけど。最近は無理をしないように気をつけています。つい気合で重いものを持ち上げそうになるんですが、ちゃんと腰に負担がかからない姿勢をとって、からだを大切に。

今のところ楽しい

しんどいこと、苦手だと思うこと、嫌だなと思うことももちろんあります。でも「仕事だし！」と思って何事も前向きに毎日のルーティンをこなしています。

少しずつできることが増えてきて、人の顔と名前が一致してきて、まだ名前を呼ぶほど親しいわけではないというレベルの人がたくさん増えました。そしてちょっと図々しいかなと思いつつ、最近は積極的に名前で呼びかけるようにしています。名札にひらがなで名前が書いてあるので、名札さえ見えれば名前はわかるので。

なんだこの人…という反応を返されることもありますが、まあどう思うかは相手次第でわたしにはわからないので、わたしはどんどん呼ばせてもらっています。

逆にわたしのことを覚えてくれて「慣れましたか？」と声をかけてくださるかたも今までに2名もいました！これはすごく嬉しかったです。そんなこと聞いてもらえると思っていなくて毎回上手な返しができず、「ミスばっかりしていますけどなんとか…」とか「まだ何がなんだかわからないことも多いです」とか謙遜しすぎな事ばっかり言ってしまったのが反省点です。次にそんなありがたいことがあったら「おかげさまでなんとか！」とか前向きな言葉を返したいです。