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パート先で出会った人と退職後も友人関係を続けたいとき

人との縁は簡単に切れるもので、わたしの人生を振り返ると、どんなに仲良くしていた人でも職場が変われば会うこともほとんどなくなり、そのうち連絡も取らなくなり、もう2度と会うことはないんだろうなという関係になっています。

一応最後の出勤日に「またお茶でもしようね」とか「今度ごはんでも行こうね」という話をしたりはするんですが、どちらかが仕切って予定を決めたりしない限りその約束はふわっと消えていくものです。

維持したい関係なら自分から働きかけて努力して繋ぎ止める必要があると気づいたのは二十代後半でした。それまでは「同じ日本にいるんだから、会いたければいつでも会える」なんて思っていたんですよね。高校生のときに遠くに引っ越す友人に「もう会えないかもしれないのに」と言われたときに「なんで?」と思ってしまったわたしは鈍感にも程がある人間でした。

友情なんて放っておいてもそこにあるものだと思っていましたが、待っているだけではダメで、長続きさせるためにはお互いの積極性が必要でした。

これに気づいてからはわたしは繋がっていたい相手とはどんなに遠くても年に一度は会いに行ったり、会いに行けなくてもLINEをやり取りしています。やっぱり実際に会うことが重要です。

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パート先で出会った人と退職後も友人関係を続けたいとき

最初から本当に関係を続けたいかどうか悩まない

社交辞令で「またお茶しようね」と言われたのか、本気で今後も付き合いを続けたいと思って言ってくれたのか、そんなのは悩んでもわからないのでわたしは気にしないことにしました。

実際わたしは職場を去った元同僚から「今度お茶しよう」と言われたときは前のめりで自分の空いている日を告げました。それで相手があまり乗り気じゃないなら日程は決まらないだろうし、本当にお茶をしたいと思ってくれているなら予定が決まるはずです。

付き合いがあまり長くなかったり、そんなにお互いのことを知っているわけではないただの元同僚という関係では、お互い少し遠慮があってぐいぐい行ってもいいか悩みますが、それはきっと相手も同じなので、ここはもう自分から行く!

結局一人では人間関係は続かないので、お互いの気持ちが一致すれば今後も付き合いが続き、なんか違ったなと思えば途中で途絶えるのだと思います。だから最初の一歩は気軽にスタートしてみることにしています。

ちゃんと断る

付き合いが義務化したり、なんとなく気が進まない関係になってしまうとしんどいだけなので、気乗りしない誘いなどはお互い気軽に断れる関係でいたいなと思います。

相手に気楽に断ってもらうために自分も変に言い訳したりせずにサラッと断るようにする。何もかもが本音の付き合いが良いわけではないと思いますが、誘いを断ることに関しては「その日は無理」とサラッと言い合える関係を早いうちに築きたいと思っています。

肩肘張らない関係を築く

どちらかが退職したあとにスタートする新しい関係は、またゼロからの構築だと思います。最初の頃は古巣の話に終始するかもしれませんが、そのうちその話はつまらないものになるので、新しい話題が必要です。

そこで自分のまだ話していないプライベートな部分を相手にどれだけ公開するか、してもよいと思うかは自分次第ですが、自分をオープンにすることでそこから始まる新たな関係性もあるはずです。

わたしは友人と呼べる人は学生時代に出会った一人しかいません。過去の職場の元同僚とは結局みんな疎遠になってしまいました。今回また同僚が一人退職して「お茶しようね」という別れをしました。ここからどう関係性が続いていくのか、自分でも楽しみにしています。

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この記事を書いた人

東京の下町で夫とねこと一緒に暮らしています。ゲームと海外ドラマが好き。長すぎる無職期間を経てスーパーマーケットでパートを始めました。

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