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体力に自信のないわたしが肉体労働を選んだ理由

わたしが専業主婦を辞めて仕事を始めようと思ったのはもちろんお金を稼ぐためですが、それよりも切実な問題だったのが「体重の増加」です。

今まで好きなように食べて過ごしても何年も同じ体重をキープ出来ていたのに、なぜかここ一年くらいで体重が3kgも増えたんです。見た目的にはあまり変わっていないような気がしていたのですがショックでした。それで、仕事をするなら体を動かす仕事をして筋肉をつけよう!と思い立ったのでした。

筋肉は裏切らないとどこかで聞いたので。

わたしが選んだのはスーパーマーケットの裏方の仕事です。デスクワークではなく歩き回る仕事のほうが体力作りにもってこいだと思ったんです。

それが実際に始めてみたら階段の上り下りや重い荷物の上げ下ろしで汗だくになるほど肉体労働でした。もちろん大変さは炎天下で働いている方々の足元にも及びませんが、専業主婦でダラダラ過ごしていたわたしが「続けるの無理かも…」と初日に思う程度には重労働でした。

でも体を動かしながら仕事をすることは初めて知るメリットがありました。

目次

体を動かす仕事の良さ

小さなことでいつまでも悩まなくなった

わたしはちょっと嫌なことがあったりするとそれを悶々と考えてしまい、あれがダメだったのかな…とかもうどうにもならないことをくよくよと悩んでしまうところがあるのですが、早足で歩き回っていたり重いものを一生懸命動かしたりしていると、そんなことを考える余裕がありません。

そして忙しいので次から次にいろんなことが起きて、もう朝起きた些細な出来事など思い出せなくなりました。

これはわたしみたいに考え過ぎてしまうタイプの人間には本当に素晴らしいことです。今までだったら家に帰ってからも思い悩んでいたかもしれませんが、毎日ぐったり疲れて帰ってくるのでもう余計なことに体力や気力を回せなくて、「まあいいや」で毎日が終わるようになりました。

体力がつく

これはもうそのままですが、毎日家でパソコンのモニターと向き合って過ごす1日よりも、確実に体力がついていると思います。

職場では毎日最低7kmは歩いていますし、多い日は12kmくらい歩く日もあります。意識してウォーキングに行くのは習慣になるまでとても大変だと思いますが、ただ仕事に行けば自然と1日10000歩は軽くクリアできるというのはラッキーだなと思います。

階段を使わずにエレベーターを使うことももちろん出来ますが、意識的に階段を上り下りすることで筋トレにもなるかなあと思ったりして、仕事中の移動も楽しめます。

お給料をもらいながらジムに通っていると思うと多少のしんどさも乗り越えられます。

お風呂が最高に気持ちがいい

わたしは夏はシャワーだけで済ませることが多かったのですが、仕事を始めてから毎日必ず湯船に浸かるようになりました。むしろ湯船に浸からないと疲れが取れない気がするんです。

湯船に浸かると「生き返るー!」という言葉が心の奥から湧いてきます。お風呂パワーすごいです。

体を適度に動かすのは楽しい!

動いているとパワーが湧いてくる感覚があります。心が元気になるような気もします。これからどんどん年を取ると、あちこち体が痛くなる未来が待っていますが、そのときのためにも今からしっかり体力作りをしておきたいと思っています。

わたしが一緒に働いているかたは最年長が60歳の方です。昔は60歳というと「おばあちゃん」というイメージでしたが、全くそんなふうには見えませんし、若者と同じように12kgもある飲料のケースを持ち上げたり階段を上り下りしたり、むしろ若者よりも機敏に動いています。

わたしも今のパート先で長く勤めれば体力のある元気なおばあちゃんになれそうなのでがんばりたいところです。腰や膝を痛めないように無理のない程度に。

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この記事を書いた人

東京の下町で夫とねこと一緒に暮らしています。ゲームと海外ドラマが好き。長すぎる無職期間を経てスーパーマーケットでパートを始めました。

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