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辞めるという選択肢を持つか持たないかで行動は変わる

先週、職場でとても嫌なことがありました。いつもなら誰かに愚痴って共感してもらったり慰めてもらったりして「まあいっか」とか「どうでもいいや」と消化するような出来事です。でも今回はなぜか心のモヤが晴れず、わたしはその出来事を店長に報告することにしたんです。

そしたら過去にも同じような目にあった人が多数いたということで、店長がすぐに動いてくれて事態はあっという間に収束しました。でもね、あまりにスピードが早すぎてわたしからの不服申し立てがきっかけであることがバレバレ、というか隠そうともせずに直球勝負での仲裁でした。

いやもっとこう穏便に済ませて欲しかった…。ちなみにトラブルの内容は「いきなり怒鳴られた」です。ほんとそれだけ。ただその内容がわたしには無関係かつ相手の勘違いというもらい事故のような出来事でした。

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辞めるという選択肢を持つか持たないかで行動は変わる

この出来事のせいで急に人間関係が悪くなった気がして、辞めようかなあ、辞めたほうがいいかなあと弱気になりました。いじめられたほうが転校するような理不尽な気分ですが、居座る心の強さがわたしには足りなくて。

やっぱり店長に報告などせずにみんなと同じように自分の中で飲み込んで耐えていたらよかったのかな…と、もう選べない選択肢が光り輝いて見えたりもしました。

せっかく仕事も覚えてスムーズに動けるようになってきたのにな。

自分が悪くなくても謝る?

いろいろ考えているうちにわたしが謝ればとりあえずわたしの心は平穏を取り戻すんじゃないかと思い始めました。でも何に対してどう謝るのか。「店長に報告してすみません」はおかしいし、そもそもそれは悪くない。

考えれば考えるほど心は落ち込んでいきました。この現状を打破する行動が見えない。

辞めるか? 辞めないか

日が経つにつれ被害妄想はどんどん膨らみ、まわりのみんながわたしのことを知っているような疑心暗鬼になってきました。「怒鳴られたくらいで店長に言いつけたらしいよ」とか言われてるような気がして、もう居場所がないような。

辞めるしかないか…と心は辞めるほうに少し傾くものの、「こんなことで?」という気持ちが消えず。しかも周りの人はわたしの味方なのに。

そしてわたしは「辞める」という選択肢を自分の中から消すことにしました。辞めるか辞めないかで悩むのではなくて、このあとどうしたら働きやすい環境にできるかを考えて動こう! と。

騒がせたことを謝る

いろいろ悩んだ末、わたしは怒鳴ってきた本人ではなく、その上司に「お騒がせしてすみません」と謝りました。これに意味があったかどうかはわかりませんが、わたしの中で少し心が軽くなりました。

出来事の善悪は置いておいて、ただ騒がせたことは事実なのでそのことは詫びておきたかったんです。「ああいう人だからあんまり気にしない方がいいよ」という言葉をもらって、つくづく人間関係は難しいけどコミュニケーション次第だなと感じました。

「悪い人じゃないんだよ」と言われる人はたくさんいます。でもそう思えるには一緒に時間を過ごして「こういう人なんだな」と思えるだけの会話が必要なんですよね。普段ほとんど接点がない人だとただの理不尽な人としか思えなくて。

「どんな人でも絶対いいところがあるはず」というのを常に忘れずに、勝手に判断することなく時間をかけて人間関係を築いていこうと改めて思いました。

強く生きる

ちょっと騒ぎを起こしたあとなので、人の目が気になるし、少し身構えてしまう自分がいます。でもこれは乗り越えるべき出来事で、自分以上に気にしている人などいないということを強く意識して、しっかり生きていこうと思います。

怖い先輩がいなくなって平穏な日々がやってきてそれがずっと続くといいなと思っていたのに、やっぱり人生は山あり谷ありで、がんばって生きていくしかないんですよね。

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この記事を書いた人

東京の下町で夫とねこと一緒に暮らしています。ゲームと海外ドラマが好き。長すぎる無職期間を経てスーパーマーケットでパートを始めました。

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