長い目で見たら時給が安くても体を動かすパートがいい？

2024年9月26日

わたしは時給1200円でスーパーマーケットのネットスーパー部門で働いています。（2024年東京都の最低賃金は1,163円）。これでも一度昇給したのですが、安いなあと思います。「データ入力：時給1800円」なんていうのを見ると心が揺らがないと言ったら嘘になります。

でも、体を動かす仕事がしたいなと思ってこの仕事を選びました。1日汗だくになって働いて家に帰って入るお風呂は最高です。

体を動かす仕事のメリット

わたしが仕事を探すときに重視したのがデスクワークではなく体を動かす仕事がいいなということでした。

以前はデスクワークをしていたのですが運動不足になってしまったんですよね。そしてその後に短期間ですがやってみたカフェのアルバイトが適度な運動になってとても気分が清々しかったんです。

そして今回は年を取って体力的な衰えを感じてきたのと、生活は何も変わってないのに体重が２キロ増えてしまってこのままだとどんどん体力がなくなって中年太りまっしぐらなのでは…と思って、運動にもなる仕事を選びました。

運動どころではなくトレーニングみたいな仕事についてしまったのは完全にわたしの誤算なんですけど。

デスクワークよりストレスが溜まりにくい

この仕事を始めて気づいたことなんですが、歩き回って重いものを持って汗だくになって働いていると多少の嫌なことはすぐに忘れてしまうんです。今までは何か嫌なことがあると一日中引きずったり翌日までクヨクヨしていたのが、最近はもう何があったか覚えていなかったりします。それはそれで問題かもしれませんが、とにかく1日が終わったら「終わった！」という達成感でいっぱいなんです。

こんなに気持ちよく働いたことが今までなかったので、もっと早くこういう仕事についていればよかったなと思っています。なんとなく向いていないような気がして避けていたのですが、やっぱり実際にやってみないと向き不向きはわからないものですね。

デスクワークのときは仕事から帰っても上司へのイライラが止まらなかったので、あれはもしやずっと椅子に座って気分転換ができなかったからなのかなあと思ったりします。もちろん仕事内容も職場環境がも全然違うので比べられませんが、とにかくわたしには体を動かすことが必要だったんだ！と感じています。

お金をもらいながらジムに通っていると思えば頑張れる

階段を登り下りするとき、「これは太ももが鍛えられている」と思うとしんどさも報われます。しかもわたしはこれでお給料がもらえるのだから一石二鳥。

売り場を歩くときも早歩きですがこれも有酸素運動なので、仕事をしながらウォーキングもできるというありがたい環境です。しかもわたしはこれでお給料がもらえる！

仕事で疲れて休日にジム通いする元気がない…という状況とは無縁の仕事です。仕事の日についでに運動できているなんて素晴らしいです。

体を動かす仕事のデメリット

体を壊してしまう

自分を過信して頑張りすぎるとすぐに腰を痛めたりします。わたしは仕事を始めたばかりの頃に背中をグキっとやってしまってとてもつらかったです。その日の仕事終わりにドラッグストアでコルセットを買ったのは切ない思い出。

ゲームやタイピングで指はよく使う方だと思っていましたが、使う場所が違うのか腱鞘炎になったのもつらかったです。というか現在進行形で腱鞘炎です。ですが少しずつ改善してきています。治ったというより慣れてきて指が逞しくなった感じです。

自分の体は代えが効かないので、それ以降は無理しないように気をつけています。重いものを持つときはとにかく腰に負担がかからないように自分に引き付けて持つ、とかそういう基本的なことですけど。

慣れるまではしんどい

わたしは長年のごろごろダラダラした生活からいきなり週5日のパートに就いたので、ただでさえ体がついていくか不安だったのですが、更にそれが肉体労働で体力的に無理かも…というスタートでした。

でも1か月が過ぎた頃から少しずつ体も慣れてきて、今まだ3ヶ月目ですが体力がずいぶんついた感じがします。なんせ最初の1か月はずっと下痢だったのがよくなりました。これは体を動かす仕事だからというのではなく、理不尽に言葉の暴力を振いまくる先輩がいたせいで精神的につらかったのと、初めての仕事で覚えることが多くいっぱいいっぱいだったことも原因だと思いますが、ただでさえ体力的にきついのに精神的にもきつくて疲弊していました。

今思い返してもよく踏みとどまったなわたし、と思います。